今日、娘宛に実習と面談をして来た会社から、採用内定通知が届いた。
それも立派なA4の封筒に入って。
娘本人もとても喜んだけれど、それと同じくらいお母さんも嬉しいよ。(泣)
・・何だか感無量。
12年前に支援学校に入学した時は、将来は働く。事を目標に目指して選択したけれど、本当に会社に就職して働けるように、果たしてなるのか?
障害者枠で働くのか、一般枠で働くのかなど。
私も娘もそこまで、真剣には考えてなかったように思う。
将来を見据えてその先を考えるようになるのは、中学生くらいからだね。
夏休みは、自分で見学と実習先を事前に、進路の先生から渡されるリストの中から選ぶのだけれど、就労移行支援施設での二日間の実習は、今に活かされているよう。
朝の時間に、遅れないように行くとか、おはようございますの挨拶、お疲れ様でしたの労いの言葉。お先に失礼しますの言葉。どれを一つ、欠けても会社という組織の中で、仕事するには出来て当たり前のこと。
採用形態は、無期のパートだけれど、何年間も頑張って勤めて、仕事で評価されれば、正社員の道も開けるかも知れないよ。
仕事と会社の板挟みで、何か困った時や問題が起こった時は、障害者就業・生活支援センターの人たちが相談に乗ってくれるとのこと。
これで安心して働けるよね。
あとは19歳中に、障害基礎年金の申請をしなくちゃ。
申請が通らなかったら、生活保護などの事も視野に入れなくてはいけないけれど、まずはこれで少し、一安心かな。
〇〇ちゃん、内定おめでとう!! お祝いしなくちゃ。
それを踏まえての、来月の実習、頑張って!
お母さんは、これで肩の荷が軽くなったかな。
最後に。
うちは一般枠ではなく、障害者枠で就労する道を選択しました。これで良かったと私も娘もそう思っています。
一般枠で働いていたら、多分。途中で壁にぶつかって本人が自信を無くしていたでしょう。娘は、何でも完璧に出来ないと、なぜ自分には出来ないのだろう。と卑下しがち。
だけど、真面目なので、何とかやろうとして頑張り過ぎて、結局は出来る事が、やっぱりダメ。というループに陥る。
それを何度も繰り返し、心が疲弊して長く勤務が続かなくなる恐れがあると思うんだよね。
そこで障害の事を理解し、励ましてくれたり声をかけ、時には仕事をフォローしてくれる同僚などいれば良いかも知れないけれど、一般枠で就労する。という事は、フォローなしに自分一人でやるって事。
ようは、自分で向き合って何とかしなさい。って。
これからもし。本人が自信をつけて、一般枠で働いてみたい。と言い出した時は、私の意見は聞いても、相談は障害者就業・生活支援センターの担当者の方として。
と、言うだろうな。