cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

日本テレビ「一回まわって知らない話」の高嶋家。

今夜、日本テレビで放送があった「一回まわって知らない話」。観られた方、おられますか?

 

高嶋ちさ子さん、私は彼女の家族と向き合う姿勢に、 以前から、深く感銘を受けています。

ご存じの通り、彼女のご家族には、ダウン症のお姉さんがいらっしゃる。

 

うちにも障害の名は違えど、ハンディを抱える人間がいるから、ちさ子さんにはとても親近感を抱く。

数年前のお子さんのDSを、半分にバキッと折ってしまった事が、けっこう話題になったけれど、あの顛末に至るまでの理由を知ると、子持ちの親なら共感すると思う。

 

壊すのはやりすぎ、といえばそうだったかも知れないけれども、今の子供たちは手を伸ばせば、何でも簡単に手に入る時代に生きているもの。

 

お父様とお姉さん、お兄さん。旦那さまとお子さん二人。

素敵な家族だなあと思って、最後まで観ましたが、お姉さんの将来のことまで。

 

きちんと家族間で話し合われていて、お兄さん、ちさ子さんのお宅には、それぞれお姉さんの部屋も既に用意されているそうで。

 

まるで漫才みたいな、コントみたいな。明るく笑いの絶えないご家族の関係性が、とても良い。

 

羨ましいな。私は、親や弟妹とは、仲は悪くないけれども、ちさ子さんとこのように、あんなに仲良くないから。

 

お父様とお姉様に、お兄さんと一緒に。

還暦になられるお姉様と米寿のお父様のお祝いとして。企画された今回の箱根旅行。

 

二人の喜ぶ顔を見て、嬉しそうな様子を見るちさ子さんや、お兄さん。

 

深いところで、強い絆があるんだろうなと思った。

 

お父さんに何かあったら、それを機に。

お姉さんには一人暮らしをして貰おう。とちさ子さん。

 

自分の好きなもの、自分の時間、自分の世界があって、それを他人に。

とやかくと言われるのは疎ましいだろうし、みっちゃんは出来る(家事など)!

 

と、お姉さんを障がい者扱いをせず。一人の大人の女性として。

ちゃんと見ている。対等に接している。

 

やろうと思って、誰でも出来ることじゃあないんだよ。

私なんか、どうしても。娘をハンディのある子。として見てしまう部分があるからね。

 

高嶋家では、それが当たり前のように、日常の中に浸透していて、やりとりも普通にある。

 

心から尊敬する。

 

最後のほうで、高嶋さんとお姉さんが、それぞれ。

ヴァイオリンとピアノで、セッションするシーン。そのやりとりの様子を見る、お父様の何とも穏やかな笑み。

そのお父様の表情が、何とも言えず。

 

そのシーンを観ていて、涙が溢れてきて仕方なかったです。

 

亡くなられたお母様は、みち子さんが気ががりだったそうですが、ちさ子さんを中心に。

強く支えあって、今を生きていらっしゃる。

 

天国で、その様子を見て、お母様は、きっと安堵している事だろうと思う。

 

・・我が家も、親亡きあと。

娘はどうするのか、きちんと話し合わなくちゃ。

 

障害のある人がいる家庭では、どう足掻いても、絶対に避けては通れない問題ですもの。