ついにシャンシャン、返還が決まり返ってしまいましたね。
個人的にはとても寂しく残念だけれど、生物学と繁殖、研究の為には、やはり返還はあったほうが良い。
パンダは日本に生息域があるわけではないし、中国から繁殖と研究のために貸与されている生き物。
お父さんのリーリーとお母さんのシンシンは、26年まで延長が決まっているそうだけれど、また赤ちゃんが生まれる可能性もあるんだよね。
上野は、あいうえので良く行っているから、シャンシャンとお父さん、お母さんは観たことあるんだけれど、シャオシャオとレイレイは、まだ観られてないんだよね。
昨年6月に生まれてから、何度か上野公園には行っているんだけれど、事前申し込みだったり、抽選制になったりで何故かうまくタイミングが合わなくて。
黒柳徹子さんが、動物園の閉園日に、パンダたちに会いに来られて、シャンシャンに優しく声をかけている動画を見ましたが、涙が出たのはこの時だけ。
黒柳さんのシャンシャンに対する愛情が映像を通して伝わってきて、何だかジンとしちゃったんだよね。
一般の方たちが空港まで行って見送るとか、動物園から出発するのを見送るとか。
ニュースを通して映像を見たけれど、寂しいのはわかる。
でも、シャンシャンはアイドルでもなく、ペットでもない。
崇拝している気がして、違和感を感じるのは私だけかな。
パンダは、2021年には絶滅危惧種を解除されていて、中国の懸命な保護活動の成果で、
1980年代の1114頭から2015年には1864頭まで個体数が増加。
国をあげて保護活動に勤しみ、各地域に保護センターを作り、人間が管理しているパンダは2020年末には、633頭に達したそう。
増えたのは30年間に及ぶ保護施策が成果をあげたからに他ならなく、だから絶滅危険度が低下したと。ですが、それは暫定的で、未だ。パンダの生息環境が厳しい事には変わりない。
という事ですから、世界中の動物園へ。パンダを貸与して、子供を生み個体数を増やす事になれば。
って事なんですよね。
結局、減らしてしまう環境にしてしまったのは、やはり人間が自然環境を壊してしまったのが一番の原因。
本来、いるべき場所に、シャンシャンは戻ったのです。哀しいことでも、泣く事でもなく。
当たり前で、自然な事なんだよ。
良いお母さんに、なっている姿が思い浮かぶ。
シャンシャン、癒しをありがとう。
追伸/中国との関係性が悪化している日本や欧米では今後。パンダの貸与は先細りするでしょうと、目下のところ。そういった報道ですね。
いずれにしても、パンダは返還する取り決めだから将来的には、日本の動物園からパンダがいなくという事は、あるかもね。