・・を、仕事が休みの娘と一緒に観てきました。
ここ数年。毎回、一度も欠かさず。
一年に一度は、ドラえもんの映画を映画館で観ていますが、今回の新作が一番良く、尚且つ。一番好きな作品になったと思う。
ドラえもんは、3年に(3作品に一度)一度だったかな?
過去作品のリメイクじゃなくて、全くのオリジナルストーリーの作品が公開される。
今回はそのオリジナル。
争いも優越もない。怒りもない一見、平和なユートピア(理想郷)に見える。
でも、みんな同じに倣って、いつしか。自分を捨てていく。
ポンコツでも、周囲の人たちと同じに出来ない事があっても。長所、短所を全て含めての自分なのだ。と気づく。
観ていて、現代に生きる私たちにも、そういう事あるよな。と思いながら観ていました。
見慣れたドラえもんたちの出てくるアニメーションなのだけれど、それぞれの思いや考える事は、今を生きる私たちと同じなんですよね。
だから、のび太たちがいうセリフに、物凄く共感が出来るのよ。
あと、King & Princeの永瀬廉くんが、吹き替えをした猫型ロボットのソーニャ。
今回の物語のキーパーソンなのですが、何と言っても。
廉くんの声の演技がほんとうに、上手で。アイドルとしての仕事がなくなっても、彼は声優としての仕事で、食べていけるよ。それぐらいソーニャの声に、しっくりきてましたね。
最後のほうで、ドラえもんに、「君に会えて良かった」とソーニャがいう。
この時の廉くんの声が、めっちゃ良くて。笑。
そのあと、いつになく、大号泣。(><)
君に〜の一言に、今回の物語の伏線が集約されているんです。お話のプロットを考えた人、天才!
これは、私の個人的な考えと思う事。と前置きをして。
ブレない自分でいる為に、頑張って生きているけれど、時折。心が疲弊し、疲れ、楽になりたいと感じる事がある。その思いに、蓋をしながら、ね。
まだ、自分は大丈夫。と言い聞かせながら。
心は、擦れていない。と一年に一度。ドラえもんを観に行って確認しに行っているのかも知れません。
生きる事に、人生に、悩んでいる人がいるなら、一度。
ドラえもんを映画館へ。観に行ってみて。
きっと答えを、貰えるから。
たかがアニメーション、子供向け。と一刀両断と決めつけないで欲しいかな。
・・・お世辞を抜きにしても。今回の作品は、本当に良かったと思います。