米ジャズピアニストのチック・コリアさんが、亡くなった。
ジャズやフュージョンを聴く人は、
きっと一度でも名前を見聞きした事があると思う。
それぐらい知る人ぞ知る。その世界では名の通った方。
私が、30代の前半だった頃。
青山のブルーノート東京に、好きなアーティストのライブに、足繁く通っていた時。
チック・コリアさんが、頻繁にブルーノート東京でライブをやられていました。
当時のライブスケジュールに、本当によくお名前が出ていたのを、
昨日の事のように思い出します。
どちらかというと、ジャズよりフュージョンのほうがライト?
な感じがして好きだったんですよね。
言い方を変えると、聴きやすかったのがフュージョン。
だから、少し堅苦しい感じがするジャズは、
当時の私には、心にはあまり響いて来なかった。
だけど、彼がGRPというレーベルに入った時。
そこから若い才能を持った人たちが、多く輩出した時代があって。
Saxのエリック・マリエンサルさんとか、デイビット・コーズさんとかみんな。
彼を尊敬し、少なからずとも自分たちの音楽に影響を受けていたよね。
私が感じる、その堅苦しい。というジャズのイメージを根本から変えた先駆者が、
コリアさんだと私は思う。
・・・ご冥福を心よりお祈り致します。