ここ10年くらい生徒数の増加に伴って、教室が足りなくなってるのは、解ってた。
今頃ようやく腰をあげたのね、という感じ。
特別支援学校、クラス人数の上限は 文科省が初の基準案
https://www.asahi.com/articles/ASP5T6QN1P5TUTIL01X.html?iref=comtop_Edu_01
女性の社会進出と共に、子を持つ年齢が高くなり高齢で子供を授かる事も、発達障害の子が生まれてくるリスクが高くなっている事も、障害を抱える。子が多くなっている一因にもなっているのだとは思う。
この数年間で、何かの発達障害のある子供達は、本当に増えた。
子供が10人いたら、きっと半分くらいは障害はなくとも特性を持った子じゃないですかね。
小1で入ってから、毎年。少しずつ、在籍人数が増え、都内で一番、生徒数が多いと思うよ。
(小中高全員合わせて)
1クラスに、小学部だと5〜6人で、先生が主が一人、副担が1人付くか、つかないか。
後者の先生は、手のかかる子に、日常的に付くため、比較的。自分で出来る子が多い知的軽度のクラスは、担任の先生が一人で、子供6人をみます。
娘が小学生だった頃は、一年生でも6クラスでしたが、今は8〜9クラスくらいに増えているんじゃあないかな。
だから、支援学校によっては、一つの教室をパーティーションで仕切って使用。
今は、それが一番多いと思う。
初の基準案ねぇ、高等部で8人。とあったけど、既にそうなってるよね。
娘の学校。高1は、この春。外部から入ってきた新入生がとても多くて、2年前に新設された校舎。
なのに、それでも教室が足りないのよ。(9クラス)
娘が通っている支援学校は、小中高とありますが、来春から、小中は市内の通学区域により、指定が分かれて、また別の小中のみの支援学校と。に分かれるんです。(その新たに小中の支援学校になる、娘が高1までいた校舎は、来春に向けて改装中)
それだけ子供に合った支援を、望む親が増えたということだと思うんですよね。
高校は、障害を抱えていても、今はたくさんとは言い難いですけれど、進学するには幾つかの選択肢がありますから、何も特別支援学校だけが全て。ではありません。
通信高校、私立高校、公立高校、エンカレッジ、フリースクールなど、他にもある。
今後、発達障害児がますます増えていく。ことはほぼ。間違いがありませんから、特別支援教育に、より力を入れていかないと駄目だと思いますね。
それを変えるには、少子高齢化を何とかしないといけない。
ですし、女性が安心して子供を産める社会に変えないと、この国はますます、少子高齢化が加速する。
20歳代の若い人たちに、家族を持つ事は、夢のある事とか、素晴らしい事だとか。そう感じさせる強いアピールみたいな事を国を揚げてしないと、子供を持つ事を若い人達は、きっとしなくなるよ。
だって現に生理用のナプキンさえ買えないという、生活が苦しい若者が増えているんだから。
未来を担う人たちが、自分の生活をおくるだけで精一杯なのに、彼らに、結婚して子供を産んで。というのは、酷だと思う。
今のこの国の経済状況が、今後もずっと続くならば。とても子を持つ余裕なんて、ない。というのが、若い世代の本音。
それでなくても、一部の10代から 20代の子供達は、ヤングケアラーと言われ、学業と両立で家族を介護してるそうですから。
私は、娘に自分の介護を任せたくはありません。
だからそうなる前に、自分の終活はしておかないと。