cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

父子2人死亡の民家火災、母親を放火と殺人容疑で逮捕 千葉・旭/朝日新聞デジタルより

確かに、やってしまった事は、罪に問うべき。

なのかも知れませんが、私が裁判官ならこの女性を咎められないと思う。

 

夫も息子も、重度の障害で寝たきり。自身にも身体障害があるのに、介護をしなくてはいけない。

それを続ける中で、どんどんと苦痛が増していったのだろう。

想像にし難い。

 

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彼女の気持ちに、寄り添ってくれるヘルパーさんとかいなかったのかな。

少しでも行政の手を借りて、受けられるサービスは使っていなかったのかな。

 

ご主人か息子さんのどちらかでも、介護施設に入られていたら、少しはご自身の負担も、軽減されただろうに。

 

・・何とも言えない気持ちになるのは、私だけでしょうか。

 

10万円給付などと言っているけれど、そんな余裕があるんだったら、こういった弱者の立場にいる人たちの為に、予算をもっと回してあげようよ。

 

日本は、本当に必要とする人たちのところに、じゅうぶんな支援と資金が回っていない。

 

1人で2人を介護しなくてはいけない。その大変さは、彼女にしか解らなかったかも知れないけれど、周囲にいる人たちが、助けてあげる事は出来た筈。

 

苦痛が殺意に、一瞬で変わってしまったから、衝動的に殺めてしまったのでしょう。

問われるのは、殺意があったか、ないか。

 

2人を殺してしまったあと、(まだそうとは現時点では言い切れない。)放火して、それを装っての殺人ですから、無罪放免とはいかないでしょうけれども、ご本人にとって。

 

寝たきりの夫と息子の介護をするのは、相当の体力と気力が入ることだったと思う。

自身に、身体障害がなければ、多少は違っていたかも知れませんが、ひとりで2人を介護する。

 

どう考えたって、無理じゃないか。と考えに及ぶけれども、この女性にはそう考えには至らなかったのかも知れません。

 

情状酌量とまではいかなくても、それを裁判の中で。汲んで然り、だと思います。