cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

ダウン症児の子育て、一番の「モンスター」は 奥山佳恵さんの10年/朝日新聞デジタル。

横浜ベイスターズの監督のラミレスさんと同じ。

考えと思考力を持った方と、私が勝手にそう思っている奥山佳恵さん。

 

記事の中で、ご自身が出生前診断は、どんな子が生まれてくるのか。知る為のもので、事前準備が出来る為の検査だと仰っている。

 

・・私も、その通りだと思う。世間は靴を履き違えているんだよ。

 

染色体異常だからといって、育てられません。といういきなりの烙印を、お腹の子に押す。

という事なのよ。

 

 

www.asahi.com

 

経済的に厳しいなら、堕胎も仕方がないと思うけれども、それ以上の理由がないなら、ダウン症児であっても、育てて欲しいと願う。

だから命の選別をこの時点で、していると私もそう思っています。

 

今は妊婦さんの血液検査で、ある程度の疾患を持った子供が生まれてくる可能性は、知る事が出来るらしい。

ですけれど、私は知りたいとは思わない。

娘を妊娠した時も、出生前診断はしませんでした。

 

妊娠=産まない。という選択肢が私にはないからです。

 

私は夫と付き合い始めてから、ずっと彼との子供が欲しかった。

知り合った時には、32歳で高齢出産と言われる35歳以上まで。そう間がありません。

 

ある時、妊娠して、夫の両親に報告した時。反対にあって、この時の子は結局。

中絶しました。

 

2004年に、娘が生まれる前に、もう一度。(この時点ではもう夫婦です。)妊娠しているのですが、ベランダで洗濯物を干している時に、出血。

 

当時、お世話になっていた個人でやられている産婦人科に、電話して。エコーをして、胎嚢しか残っていなかったのは、私の中では後悔しかない事実です。

 

何が言いたいのかというと、お腹に命が宿る。ということは、その人にとって。

運命に導かれしもの。に近いものが本当にあると思うのです。

 

障害の有無よりも、自分の体の一部に、命が宿っているのです。

 

女性が高齢ならば、次に妊娠する可能性は、高くはなく。低いかも。

その上で出生前検査を受けるなら、それなりの覚悟があるという事ですよね。

 

それから忘れないで貰いたいのは、出生前診断の検査を受けたからといって、全ての発達障害の子の有無が解る訳ではない。

 

という事です。出生前診断で判明するのは、人間が持っている染色体の異常によるもの。

だけです。

 

先天性といわれるアスペルガー、注意欠陥障害、自閉症などは、出生前診断では解りません。

生まれて、成長してみないと解らないんですよ。

 

脳の中枢神経の伝達がうまくいっていない事によ神経回路の障害ですから。

 

何も知らない、無知な母となる人達の意識で、間違った選択をしている方が、日本は多いのでしょう。

 

出生前検査を受ける=命の選別しているのだもの。受けた人の9割の人達は、堕胎を選択しているそうですから。

 

それだけ障害児より、自分と同じ定型発達の子が良い。という親たちが多いって事なんだよ。

こんなんだから、出生率など上がる訳ない。

 

自分に命が宿る。のは、運命なんです。やることやったら簡単に、子供が出来るだろう。

なんて単純に考えるのは、ナンセンス。

 

いつ流産するかも知れないし、いつ。お腹の子に、染色体異常が解るか解らない。四肢に障害のある子かも解らない。

 

その全てを、予測出来たらば。もっと世は進化しているかもね。

 

よくよく考えて選択して欲しい。

 

・・切に、願う。