今は、子供によほどの困り感や、発達障害、知的障害がなければ、選択肢の一つにしなくても。
私は、個人的にはそれが全て。ではないと思っています。
今は、長年の啓発運動などにより。
当事者の子を持つ、親御さんや子。SNSによる投稿や、メディアによる報道などもあり、発達障害を持つ子供たちや大人への理解もそれなりに増してきたかなと感じています。
娘が就学前だった12年前は、上記にあげたようになってなかった。
障害がある。=普通級は駄目だよね。みたいな雰囲気がどこか、ありましたね。
だけど、きっと現在は違う。
知的障害はなく、発達障害もしくは、その特性だけ。
ということだけなら、籍を置く学校側との話し合いで、対応を考えれば、普通級、支援級で。今はやっていける環境が整っている。
どこを出たとか、支援学校だから障害者枠で就職出来る。というのでもなく。
特に、ここ2年のコロナ禍では一つの募集に対し、複数の支援学校からあります。
なので、必ずしもそこに入れるわけじゃない。
数少ない枠を、争う。
というのは、きっと一般の学校を卒業しても、同じですよね。
もし、選んで選択するのでしたら、その時点で。
出たら、就職する。それしかない。と思っていて欲しいかな。
最終的には、就労が支援学校としては、目的ですから、その先を進学で。
と考えておられる場合は、選んだ時点で。不向きですね。
支援学校から、大学進学は私も話に聞いた事がないので、いたとしても限りなく0。
何が言いたいのかというと、最後には。
18歳になったら、就職を目指す。
人たちが、行くところって事です。
高校を卒業後。
障害者枠ではない、一般就労を目指すのであれば、高校は、支援学校高等部ではなく。
やはり公立高校や私立高校、通信制、定時制などの方が良いと思う。昔よりは障害児を受け入れてくれている学校が、増えたしね。
お子さんにどうなって欲しい。などあるとは思うけれども、その時、その時で、成長過程に応じて。
支援が必要になる時と、そうではない時は、そのお子さんによって違う。ので、必ずしも必要なのかどうかはわからない。
それを見極める目は、親御さんにしかないのだと思う。
あと今は、知的障害があるか、それに準ずるとされる(手帳はなくても、医師にそう診断された)場合でないと、支援学校には、入れない。
ここ数年の障害児の増加によって、篩にかけざるを得ないのよ。
いま仮に小1だったならば、支援学校には入れなかっただろうなと思う。
希望しても、教育委員会の判断によって却下される事も想定して、他に幾つか選択肢を作っておく。
というか、考えておくのはやはり良いと思いますね。