このコロナ禍で、予想が出来ない事が起こっているこの国。
ですが、思慮深く、慎重に行動すれば乗り越えられる筈なのに、色々な事が空回り。
開催国であるという体裁を保ちたいだけの、強行五輪開催。
資本に米国が多額のお金をIOCに放映権も含めて出資しているから、IOCとしては何としても開催させたいんですよ、日本に。
だからバッハ会長も幹部の人たちも強気なのだと思う。
1年の延期が決まる前に、日本が提示した各競技の放送のタイムスケジュール。
合わせているのは、米国時間に沿った部分が、多かった。(選手団は日本にいるのに、一部の競技などは競技開始が夜10時〜深夜だったよね。)
でも、それはコロナ前の話。
今の日本の感染状況を見よう。どう考えても開催はかなりのリスキー。
ここにきて、出資している米国でも、「中止にすべき」。という議論が出てきているようなので、その展開によっては、中止に傾く事はあるかも、ね。
言い方を変えれば、IOCに文句が言えるのは、米国だけということ。
IOCと製薬会社が選手たちに、ワクチンを提供すると表明しているようですが、それは開催国である日本が用意します。というのが、ここは正解ではないでしょうか。
参加をされる全世界の選手たちには、申し訳がないけれど、安全性という意味では、「来ないで」。というのが、開催国としての精一杯の優しさだと思う。
山中教授が仰っておられるように、ここでワクチンが全国民に用意が出来なければ、一年後の現在も、今と同じで何も変わっておらず。緊急事態宣言は出ている生活でしょう。
「ワクチン広がらないと来年今ごろ…」山中教授の指摘 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
少し前、菅総理が9月末までには、残り7割? だったかな。ファイザーからのワクチン供給の取り決めをした。というような事を言われたと思うけれど、その通りに行く。
と、私はそう思ってないよ。
先行でワクチンを打った医療従事者の方々でも、全体の二割程度で、まだ。
打っていない方もおられるようですし。
全国民の7割が、ワクチンを打たないと、感染拡大の抑制には効果がない。
とされているので、一人2回、打つ。として、何億回のぶんのワクチンがいる。
という事でしょう。
海外からの供給を、待っていたらば、何万人、何十万人。死ぬか解らない。
だから、この国で独自のワクチンは、何とかならないのか?
と、普通に考えるのだけど、それも治験やら、承認やらで、ど偉い時間を要する。
とのこと。
嘗ては世界で一番、豊かな国。と言われていた日本なのに、その称号。
今のこの国には、ふさわしくないもの。なぜなら、全くもって豊かじゃないから。
コロナで、仕事を失い生活に困窮する人たちには、貸付金の申請を利用する事を推奨し、
実際に役所の窓口で受け取れる。
だけれど、それはいずれ。国に返済しないといけない。
福祉とは名目だけで、ただの消費者金融と同じ。
世界をリードする先進国の一つ。だと自認するなら、もっと国民に寄り添った国にしてこそ。
戦争を私は、経験してないから知らないけれど、あの頃の日本は。
痛みを知っていた。原爆を落とされたから、優しさを持つ。という事が、普通とされてた。
仕事がなく、未来を担うであろう子供の数は、年々。減っているし、国の借金は増える一方。
高齢者で溢れ、一家の稼ぎ手である若い人たちは、介護で手一杯。
根本的な事を見直し、憲法を変え、仕組みを考え直さないとこの国の、未来はないと本当に心からそう思う。
・・・老後は、日本を出て、海外移住しようかな。
本気で考えるかも。