またまた許し難い事件が、起こってしまいましたね。
もう、包丁を前持って購入している。という事実だけで、相手の少年を殺したい。
という明白な殺意があったという事でしょう。
ですが、それでも。今の日本では少年法で、守られる。
だから、被害者の少年の実名が報道されていても、加害者の少年の名前は、報道されない。
生徒が持ち込むものを、毎日。
学校側がチェックしていないなどの問題を、保護者側からは抗議の声が出るのは、必携でしょうけれども、金属探知機でも導入しない限り。
子供が刃物を持ち込んだなんて、解らないよね。
以降、チェックする体制の強化は議論され続けてきたと思うのだけれど、それが形になっていないのは、日本の教育環境と現場は、安全だとされて来たからじゃない?
だけども、今回の事件で。
少なくとも、それを見直さないといけない時に、いよいよ来たんじゃないかと思う。
自分がやりました。
と、認めているのも、さあ、逮捕して下さい。と冷静に、その先を見越しているみたいに私には感じる。要は、そこまで、想定してやった事だと思うんだよなあ。
間違っても、突発的にやった行動じゃないもの。動機はなんなのでしょう。
2人の間のやりとりの中で。って事なのでしょうけどね。
各学校には、不審者を威嚇するのに猿又が置いてあるところが殆どだけれど、今回のようなことだと置いているのも、意味ないよね。
それで良い。じゃなくて、今回のように。
強い殺意を抱いての犯行。だと明らかに解る場合には、殺人罪として法に問い実名を公表する。という法に、少年法に盛り込むべきではないかと思います。
殺された子の、ご両親の心情と哀しみを思うと、複雑ですよね。
相手の少年は、刑には問われないのですから。
14歳に、成人での刑を処すには無理がある。という世間での声も多く聞かれますが、場当たり的に言えば、この少年は最初から、朝。呼び出して刺す。ということを自身の頭の中。つまり念頭に置いていたのだと思う。
生徒会選挙の応援に、被害者の伊藤くんが、自分を指名した事など、自分に対する言葉の物言いや態度などが、この少年にとっては不満があったと。少年自身も、供述しているそう。
いじめもあったというけれども、どうも一方的に。そう捉えたのはA少年の方という感じですよね。
小中高の子供達は、成人未満で思考回路が未熟だと言われますが、そう考えて決めつけているのは、大人だけで。
子供によっては、大人顔負けの子は、幾らでもいるんだと思う。言い方を変えると、大人びた子が増えているということ。加害者の子は、まさにそれ。
大正、昭和に出来た法律なんて、今の平成を経て令和の時代には、あってないようなもの。
それに囚われて、子供という扱い。定義にしないほうが良い気がする。
それを踏まえて。
この加害者の少年も、亡くなった少年も、先を読める子。という意味では一致してる。