・・が、もうすぐ(来週18日で)終わりを迎える。
振り返れば、ほんとうにあっという間の12年間だったね。
小1からずっと支援学校だけど、学生生活が終わろうとしている今。
改めて、支援学校で良かったと心から思う。
途中で躓く事なく、行き渋りもなく。
健やかに、明るく前向きな子に育ったのは、クラスメートや先生たちのお陰。
学校に行きたくない。と言ったことは、一度もなかったから。
小学部がずっと一緒の子たちとは、やはりとても仲が良く。
中、高から入ってきた子たちとは、最初はお互いに一定の距離を、とっていたようですが、今ではみんな。とても仲良しです。
学校と友達、先生たちが大好きで、みんなの話を帰宅してから、矢継ぎ早に話すところは、卒業近くなっても、まるで変わってないけれども。(笑)
娘が入った12年前よりも、今は明らかに。発達障害のある(知的障害など含む)子は、増えたと思う。
うちの子のように、手帳がなくても(選考の時点では)支援学校に入れたのは、既に昔。
今は、療育手帳は必須だろうな。
子供が30人いれば、そのうちの5〜6人くらいは、何かしらの発達障害もしくはその特性を持っているのではなかろうか。どうしても、高齢で産むからね、それが要因になっているのは致し方ないだろうとは思う。
これから子供の数は、どんどん少なくなって、児童数の減少に伴い公立、私立ともに併合して、一つの学校に縮小など、間違いなく小中高と学校の数は、少なくなっていくでしょう。
でも、そのぶん、支援学校を選択肢に選ぶ親御さんと子が多くなるのは、必奎。
必然的に、競争率が高くなる。既にそうなっている支援学校もあると聞く。
娘はこの12年の間に、校舎が変わっていて、小学部と中学部、高等部の1年までは、現在。徒歩圏内にある支援学校。(こちらは、来月から小中のみの支援学校として、新たに開校。)に通っていて、この二年間は、一駅先に新しく出来た支援学校に通っていました。
次の新年度からは、小中は、居住まいのある地区によって、通学区域が分かれる事になります。それだけ知的障害の子どもたちが増加しているという事。
12年でかなり変わったと思う。冗談ではなく、ね。
定型発達の子供たちが、これからは少なくなっていくでしょう。
・・娘はこの4月から、めでたく。娘は、障害者枠での企業就労をする事になっています。
先日、学校、親と娘本人、進路部の先生、障害者就業・生活支援センターの方たち、就労予定の企業の方たちとの、就労移行支援会議がありました。
就労していて困った事が起こった時や、本人が心身を崩して就労に支障が出た時など、5者で情報共有をして、娘をサポートする為のいわゆる摺り合わせですね。
それがあったばかりです。いよいよ、卒業するのだなあと実感。
卒業式は、コロナ禍なので、通常通りの式とはいかず、30分の短いものになり、家庭から参観も、1人に制限されました。晴れの姿を観たかったのですが、致し方ありません。
なので、今回は夫が、卒業式に。平日ですが予定を合わせてくれたよう。
慣れ親しんだ場所から出て、新しい場所に行くのは、少しの勇気がいるけれど、今のあなたなら。きっと大丈夫、胸を張って、自信を持ち頑張ってね。
卒業、おめでとう!