cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

支援学校を選択肢に。

障害の度だけでなく、周囲の手を借りなければ、教室で過ごせない。

というような子の場合。


支援学校を選択肢に、お考えになる保護者の方は、ここ数年。
とても増えているようですが、手厚く支援というか先生達の援助がクラス内で、
良く行き届くのは、中学生くらいまでです。支援学校でも、です。


車椅子利用の子や歩行に困難な子は、各学年に数人はいますが、肢体不自由の特別支援学校に、空きがあればそちらを優先にされるようです。


高等部は一般的な普通の高校ではありませんが、知的障害や困難さを感じている子供達の受け皿ではあります。


入ったら、ほぼ。
就労を見据えて、授業もカリキュラムが組まれます。


多動があるとか、もしくは不登校気味など困難を抱える子は、
その時点で置いていかれると思って下さい。

引きこもりのお子さんは、もっと難しいです。


本人が取り組めなければ、(来なければ)就労の為の実習が行えないので、そこで終わってしまいます。


支援学校といえども、身辺自立を求められるのです。(言い方が悪いかも知れませんが)
小学部から入っているお子さんは、先生たちの手助けで、何とか。


中高生になった時点で、自立が出来ているお子さんも多いですが、高校生の時点で、出来ていない。
というのは、そこから始めないといけないので、3日から一週間の実習に、耐えられる。

とは、正直、大変難しいかと思いますね。


実習先までは、子一人で行き来出来ないと駄目ですし、そこで実習といえども仕事をする訳ですから。



何処にも行く所が、なければ支援学校があるじゃない。
というような話を良く聞くことはありますが、それはとんでもなく間違いです。


目的を、就労としているので、そこに付いて来られないお子さんは、厳しい。
というのが現状だと思います。



しかしながら、障害があって引きこもり。というだけなら、フリースクールなどに行かせるなどして、何とか社会に繋がるような事をしてあげないといけないというのは解ります。

でも、結局は、本人の気持ちとやる気次第なんですよね。
あとは、学力があるなら、通信から大学受験も可能でしょう。


道幅が狭いと思っているのは、当事者や親御さんの思い込みかも知れません。



学校や社会に、躓いている人たちは、意外と多い。
のだと思います。が、きっかけを作ってあげられるのも、親には限界がある。

だからこそ。

本人が自分で気づき、行動を起こす。

そのことが、結局は一番、大切です。