書くのが遅くなりましたが、5日の土曜日。
東京都美術館と東京藝術大学が主体となって、行われている「あいうえの」。
のリビーター・プログラムに参加。
終わったあと、その東京都美術館で現在は、開催中の「コートールド美術館展」を、
駆け足だったけれど、観てきました。
ロンドンにあるコートールド美術館に、展示されている絵画の展覧会といったほうが、いいかな。
美術館の創設者、サミュエル・コートールド(1876-1947)さんは、実業家の傍ら、
自ら絵画を買い付けながらコレクションしていました。
フランス近代絵画の魅力を母国、イギリスに伝えたいと、
1920年代を中心に精力的な収集を行います。
その後、1932年にロンドン大学に美術研究所が創設される事になり、自身のコレクションを寄贈。
研究所はコートールド美術研究所と名付けられ、その展示施設として、コートールド美術館となりました。
2019年、10月現在。
コートールド美術館は、大規模な改修工事の為、閉館中。
その改修工事の為に、東京都美術館が絵を借り展覧会をという事のよう。
印象派と呼ばれる画家の皆さんの絵が、多いのですが、コートールドさんは審美眼がある方ですね。
娘と一緒に観ましたが、以前なら興味なくサーッと行ってしまい、展示物など目にもくれませんでした。
しかし、小5の時に、あいうえののプログラムに参加して以来。
娘は、美術館や博物館がとても好きになったと思います。
貰ったブックに、鉛筆で気付いた事や、感じた事を書いて、写真(OKのもの)を貼ったり、
イラストを描いたりしてその日の記録を作るんですね。
私も娘も、楽しみながら館内を回れるようになったのは、スタッフの皆さんのお陰だと思っています。
モネやゴッホ。名前だけ聞いた事はあっても、どんな絵を描いた人なのか。
少なくとも良くは知らなかったですから。