フジテレビの「ザ・ノンフィクション」。
こちら関東では、毎週日曜日の午後14:00から放送されています。
私は、この番組が好きで、興味のある内容の時は、ほぼ観ます。
『私、生きてもいいですか ~心臓移植を待つ夫婦の1000日~』
観ている最中から、色々と考えさせられましたね。
拡張型心筋症。
「拡張型心筋症」は心臓が肥大し、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下してしまう原因不明の難病だ。
悪化すれば、心臓移植しか助かる道ない。(ノンフィクション説明文より抜粋)
これ、幼い子供だったら、どなたかが、○○ちゃん、くんを救う会などを作って、
渡航費用を募って下さったり、実際にそれを資金として、心臓移植にこぎ付けた。
といった、そういう話を良く聞きます。
でも、これが成人した大人の方だったら、救う会など皆無。
移植の為に、渡米が出来る子供がいるいっぽうで、大人は移植する為の、
心臓を平均で、6〜8年。人工補助心臓装置(VAD)を、付けひたすら移植出来る日を、
日本で待ち続けるのだそうです。
待っている間に、亡くなる方も多く、介護者認定のある家族と暮らす必要がある為。
愛する夫や妻、子供とは離れて暮らす事を、余儀なくされている。
いかに、日本は臓器提供者の数が、少ないのか。
という問題を、浮き彫りにし、それを観ている人達に、問いかけています。
今回の前編を、観終わってから、「観なきゃ良かった。」
と思ったのですが、世の中には苦しい状況の中でも、希望を信じ笑って前向きに。
生きようとしている人達がいるんだと、素直に率直に、そう思いました。
次回は、11月22日。後編です。
ナレーションは、女優の吉田羊さんです。
吉田羊『ザ・ノンフィクション』で語り担当 心臓移植を待つ家族の物語に「泣くのは違うなと思わされた」