・・残念ながら、結論から言えば違うんですよ。
普通級と違って、気に掛けて貰っていても、その子。専属にみて貰える訳ではありません。
あくまでも。
クラスに5〜6人いる子の一人なんです。
支援学校でも、先生一人が専属で付くのは、よほど知能、理解力、身体的に障害のあるお子さんだけです。
確かに普通級や支援級よりは、先生たちがエキスパートだから、先生たちの目は届きやすいとは思うけれども、子1人で専任は出来ないのよ。
普通級にいれば、担任の先生は、障害がある。という事で合理的配慮の対象にはなるかと思いますが、考えてみて下さい。
担任の先生と、副担任がいるでしょうけれども、たいていの場合。
二十人くらいを一人でみないといけない状況だと思います。
支援級でも、担当の先生を占有するのは、難しいでしょう。他に、手のかかるお子さんがいると思うので、個別指導を望むのは、遠慮しないといけない状況になると、思っていたほうが良い。
それが支援級、支援学校というところです。
だからこそ。少しでも一人で、出来る事を家庭の中で。増やさないといけない。
以前にも、少し触れましたが、夫の弟さんの次女の娘さんが中学生時代から。
不登校になり、フリースクールに通い、その後は。高校、大学も行かず。今は、週に一度のヘルパーさんの訪問介護を受けています。
娘より二つかな、三つほど年上かな。ですから、成人はしています。
知的障害はありませんが、心身的に問題を抱えていますから、外に出る事に、恐怖を感じています。
義理の弟夫婦は、覚悟を持ってそこに向き合ってきたのでしょうけれども、姪っ子にはそれが伝わっていない。
動作がゆっくりで、おとなしい子だから、両親がイライラするのでしょうね。
だからか、嘗ては義理の両親が暮らした家で、姪は暮らしている。1人で暮らせば自分の事は、自分でやらないといけないから、それを考慮?しての事だとは、思うけれど、私が思うに。
二次障害が出ているような感じですから、完全に分けるよりは、週に何日。と段階を追った良い気もするけど、義理の弟夫婦がよくよく考えての事なのでしようから、私にとやかく言う権利はない。
ですが、何が言いたいのかというと、配慮があっても。なくても。
本人が、先ずはどうしたい、どう感じる、どう思う。のかを一人で抱えずに。
家族を含めて。誰かに言って貰わないと、どうしようもないという事です。
環境は関係ないんですよ。本格的な不登校、外出不安を抱えている人にとっては。
学校や社会に出る。事に親御さんが拘らないで、日々。日常生活の中で、一人で行える事を、増やしていく事が社会に出ていく。
きっかけに、本人にそれがなりますから、諦めないで。
アプローチする事ですね。
普通の人は、こうするよね。
など、困難を抱える子どもや成人した子供に。親御さんは間違っても言わないであげて。
それは禁句。特性のある、もしくは抱える人たちにとっては。