たぶん、我が家にとっては、障害及び特性という言葉は、とても身近。
私の2歳下の実弟は、健常児で生を受けたけど、30代で統合失調症になった。
以来、何度も自殺未遂を繰り返し、一命を取り留めた。ある意味、生きる事を諦めない凄い弟とも言えるのかな。今は、グループホームに入っている。
片や夫の、弟さん夫婦の、三姉妹の真ん中。23歳の姪っ子。
小さな頃から、おっとり。おとなしく動作のゆっくりな子で、常にマイペース。
帰省時で、両家族と、義理の両親が揃う場でも、そのペースを崩さなかった子。
この頃から、今思うと片鱗はあった。
そのゆっくりさを、学校で同級生に指摘されたのでしょう。(普通級)
それが勘に触ったのか。学校で暴れて、それが数回。手が付けられなくなって、学校から色々と言われたらしい。
中学生でフリースクール。高校も進学せず、そのまま不定期でフリースクールに通っていたんじゃないかな。
今は、亡き義理の両親が嘗て。暮らした家で、一人暮らしています。
義弟さんによると、週に一度の訪問看護を受けていると。
発達障害は、遺伝的な特性がそうなっていると、多くの専門家の人たちは言うけれども、確かに。
その通りなのかも知れないけれど、そうじゃなく。
持って生まれた星のもと。そうなる運命のようなものも、あるような気がするよ。
うちの夫も、片付けは苦手だし、私自身も大雑把なところもあるけど、一度気になると細かなところが気になってしょうがない。
それが、障害特性なのか?は、検査を受けた訳ではないから、本当のところは判らない。
自然に、相手と向き合って受け容れていた事だから、特に困った事ではなくて、そこにあるのが当たり前の事だったのよ。言い方を変えると、一人の人間として。
受け容れてた。だから今の〇〇家がある訳で。
小さな困り事は、幼少期からあったけど、我が家に限っては。大きく困った事は、一度もなかったね。
何が言いたいのかというと、最後はなるようにしかならないって事。
自分に出来る事を必死にして、自身の子とは真剣に向き合って。
自分と向き合えていない子は、常にどうしてなのか? の答えを求めてる。
気づいているのは、親御さんかそれとも第三者のどなたか?
だと思うから、必要とあればレクチャーしてあげる事ですね。
ある人たちから見たら。冷たい対応と言われたら、そう感じるのかも知れませんが、ある程度の距離を親子でもおき、その一定の距離を保つ。
障害あるなしに、関わらず。育児にはその目線はないと駄目ではないかと切に思う。