・・を観に、行ってきました。
タイトルにあるように、今回も二箇所。
最初は、東京国立博物館。
平日は事前予約なしで、入れるようですが、土日祝日は、その日時指定で、事前に予約が必要。
ただし、我が家のように、障害者手帳を所持し、本人及びその介護者1名まで。無料で予約なしで入館は出来ます。詳細は、WEBサイトでご確認を。
その障害者手帳で入って、ホテルオークラ経営のレストラン、「ゆりの木」で昼食。
私も娘も、カレーを注文。
娘が食べたのは、カツカレー。私が食べたのは、ベジタブルカレー。
高そうなイメージだけど、コース料理以外は、思いのほかリーズナブルです。
このあと、平成館で開催されている特別展「やまと絵 受け継がれる王朝の美」を観て。
上野の森美術館に移動。
日本画、嫌いじゃないのですが、解釈が時に複雑過ぎるところがあり、きちんと学ぼうとしない限りは。万人受けするというのは難しいかなあ。
普段から掛け軸や、蒔絵など。それが自宅にあるなど折に触れて、日本の古き良き慣習を、知り、触れたい学びたい人にとっては、とても刺さるんじゃないですかね。
重要文化財である、「百鬼夜行絵巻」。普段は定期展示らしいですが、改めて観ると新鮮でしたね。
戦国時代を経て、室町、明治、大正と、高度成長期の昭和があり、平成ときて令和。
やまと絵があるのも、その歴史の中の一つ。
と考えるととても浪漫があるなあと思いました。
それと本館の特別5室では、「京都・南山城の仏像」が開催されています。
公園内の紅葉は、今年は11月になっても気温が高いせいもあり、あまり綺麗じゃないですね。
色のコントラストがないというか、霞んで見えるんですよ。
紅葉は、気温が下がると進むので、今年のように暖か過ぎると紅葉にならないんだよね。
今回の主。の目的の一つ。
思った通り、クロード・モネを知り楽しめる展覧会。
行って良かった!
強いていうなら、1枚、1枚の絵をもっとゆっくり観たい。という事かな。
そもそも人が多すぎて、「絵の鑑賞」という意味では、そのゆったりとした鑑賞は出来ません。(><;)
あくまでも、ざっと。
これから行かれる予定の方は、そう心算を。
私が、一番気になったのは、左上の絵。
その情景が、絵を観た瞬間。脳裏に浮かんだ。
断崖絶壁に建つ漁師小屋と青い海。遠くには帆船。これ以上、ないくらいの自然の美しさ。
彼の人生は、波瀾万丈だったかも知れませんが、晩年は自身が心穏やかに。
創作活動が出来る人生だったと思う。
だから睡蓮が生まれた。
モネの生きた息遣いを感じられて、その時、その描いた時間。彼がどんな事を想い美しい光景を観ていたのか。
垣間見える気がしました。
・・行って良かったです。
多くの人に、愛される理由が解る。
5本の指に入る数少ない画家の方だね。
追伸/
平日ならば、当日券はありますが、障害者手帳があっても無料ではなく。
入場料(一般2800円)の半額。(一人1400円)を、窓口で払わないといけません。
ですので、障害手帳をご利用の場合。その旨、ご注意下さい。
それと外にあるミュージアムショップで買い物をする場合。列に並んで入る際には。当日のチケットの半券、または当日券が必要になります。