何度も、ここで書いているけれど。
大人の発達障害なんて、そもそも。その定義がないのよ。
発達障害って、先天性ですから。
まるで今、起こったかのようなことを仰っている方を目にしたり、耳に聞きますが、それは間違いです。
成人してからADHDでした、ADDでした、ASDでした。(今は、娘の広汎性発達障害も、ADHDもみんな一括りに、自閉症スペクトラムと総称されているようですね。)
と判明しても、幼少期から、そうだったんですよー。ってこと。
ようは、大人になるまで。困難を感じる事はあっても、今まで何とかなって来たって事ですね。
と言う事は、これから先も。それは変わらないって事です。
何とかやって来られたなら、長い人生。大丈夫でしょう。って私ならいう。
恨むなら、親を。
幼少期から、何か困ったことや、授業中。走り回るとか、前の席にいる子の、髪や背中を押すとか、授業中に、大声をあげるとか。
何かしらの、普通とは違う。ことは、見受けられたはず。
ですが、それを親御さんによっては、周囲の指摘やご自身のもしや? の声に、普通の子。と思いたいとか、普通の子として、間違って捉えているとか。
そうしてやり過ごして、そのまま大人になった。
生きづらさに、気がついたとしても。今更、何をする?
療育? もう幼少期ではないのに、受けられない。
心療内科に通うか、ご自身で、生きる術を身につけ自分と向き合いながら生きていく。
それが気づいた時に、最大限にまず先に出来ることだと思う。
だから「大人の発達障害」なんて言葉は、あり得ないし。そう表現すること、そのものが私は嫌いです。
・・親に向ければ良いのに、矛先が何故か精神科医や、自分と関わる会社や同僚などに。
いくのは、致し方ないとは思います。
ですが、そうする前に。親と今一度、向き合い直したら、気が楽になる事は、きっとあるはず。