cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

怒鳴りつける親。

娘が高校生になり、だいぶ手が離れてきたせいか?

自分でも良く解りませんが、街中で。


自分の意に沿わない行動をとったり、そんな言動をする子に対して、
大きな声を上げて怒鳴っている親御さんに、自然と目がいくようになっています。


先日も、娘の就労体験の為。
体験先の就労移行支援施設での親子面接&見学を終え、ビッグカメラに立ち寄った時の事。


車椅子に乗った青年が、ドラゴンボールのカードゲームの筺体に講じていました。
やっている最中に、すぐ近くにいる父親から自分のスマートフォンに、
電話があったと思い込み父親に掛けたのでしょうか。その父親が、「電話なんてかけてねーよ。かける訳ねぇだろ! 」

阿呆だか、馬鹿!! だか何だかと大声で怒鳴っている場面に、遭遇。



私が、その場にいて思った事ですが、その青年もお父様も、
どちらも発達障害の特性をお持ちでいらっしゃるのだなと。


その青年の方は、ゲーム機に向かい、動作が待てないのか。早くしろーなど声を出して怒っていましたからね。
傍から見ていると、独り言を言っているという感じです。


車椅子を押してきたお父さんとみられる男性は、1000円札を両替機で崩して、
その青年に渡し一定の距離の所に、待機されていましたが、子の様子を気にする事なく・・。



子供のほうは、怒鳴られて一瞬。顔が歪むような表情をします。
ドスのきいた声で怒った大人は、イライラの募った鬼の形相。


発達障害であったり、その特性が目立つレベルというだけであったり。
という子や親にとっては、お互いにコミニュケーションが上手くいかないから、怒鳴って叱りつける。

といった方法で、何とか諫めようとするのだけれど、それは何の。
為にもならないし、怒鳴っても解決しないんだよね。

その根底には、「普通の人であってほしい。」


という思いが、絶対にあるのよ。


外れた行動をとってしまう。
落ち着かない、独り言が多いなど、彼等はそうしたくて、している訳ではありません。


何故してしまうのか。
そこを当事者を囲む人達だけは、理解してあげて欲しいなと、こういう場面(上記のような。)を、見かける度に、
そう願うというか、どうしても願ってしまうな。


観ていると、何故かいつも哀しくなるのよね。