cruiseline8’s diary

PDDの20歳の娘と、同じ50代の夫と共に都内在住。趣味は、洋裁とレジンのアクセ作り。推しはSixTONES。FCには23年8月に入会。思い感じること、さまざま綴ります。

人生は永遠じゃない。

 ここ数日の著名人の相次ぐ逝去のニュースに、思う事がある。

 

自分がどれだけ生きられるのか、それは親にも、夫にも、子供にもわからないこと。

それを知るのは、私に人間として生きる事を認めた神様だけ。

 

人はみな、それを自分で知る事が出来たら。

どんなにいいだろう。

 

22年経った今も、大事にしているアフリカのグッズ。帽子は鍔の部分が色褪せてきたけれど、他は傷みなし。

 

リスクを回避するべく運命を変えようと行動を起こす事が出来るけれど、でも、わからないからこそ。

 

その日、一日、いちにちを、全力で精一杯。生きるよう、いつ。自分の人生の終わりが来ても良いように、後悔しないで生きる。

 

その選択が出来るんだよね。

 

・・歳をとったからかなあ、そんなふうに考えるようになった。

 

もう、おおかたやりたい事は、やったから後悔はない。だけど、海外には、まだ行きたいね。

 

行きたい国は、たくさんあるけど、もう50代後半だから。これから海外の国に行けるとしても、一度か二度くらいがせいぜい。

頑張って、叶えたいと思うけれども、どうかな。

 

夫と夫婦になって、幾つかの国の場所に、連れて行って貰ったけれど一番、思い出深いのは。

私にとって初めての海外。日本から二時間ほどで行けるグアム。

この時、グアムはアメリカ領だと初めて知ったよね。(笑)

それも費用は、夫が勤めていた会社持ち。社内で成績優秀になった人たちが、選ばれ一人だけ。家族を連れていって良いという事で、当時。結婚1年目か2年目。

バブル崩壊は始まっていたけれど、夫がいた企業では、その影響を受けてなかったね。この時は、まだ。

 

今。思うと凄いことだったんだなって、思う。

 

泊まったオンワード系列のホテル(現在あるかどうかわからないけど)の部屋の窓から見た、ダプルレインボー(虹が二つ架かる)は、脳裏に焼きついて一日も忘れた事はありません。

 

あれから虹は、何度か見ますが、ダブルレインボーを見たのは、この時だけですね。

あと南アフリカのサバンナで観た、太陽が昇り辺りが朝日に照らされていく様子。

この時、レンジャーの皆さんと、私達夫婦と夫の上司さんご夫婦、部下のご夫婦さんで、サファリで朝ごはんを食べた中での前述の光景。

 

クルーガー国立公園保護区のちょうど真ん中あたりに位置するThornybush lodgeのパンフレットとクルーガーの地図

*↑ここより下の、南西の地区にあるキャンプには、後からテレビで知ったけど日本人の女性1人の方が、確かレンジャーのお仕事をされていたかと思う。記憶に間違いがなければ。

 

や、ナイト・サファリで観た夜空。ミルキーウェイ(天の川)を真ん中に手が届きそうなくらいの満天の星空。

 

あれは、今でも時折、思い出すけど。広大な大自然の前では、自分はなんて小さく、弱いのだろうって。大した事で、悩んだり躓いている自分が恥ずかしくなったんだよね。

 

帰国して暫くは、南半球の星空が恋しくなったほど、良い体験だったね。

ほんとうに、生きていてよかったと思った時間。

移動日も含めて、日本を8日間だったかな。

帰国してから暫くずっとアフリカ・ロスになったもの。(泣)

 

出来るなら、もう一度。南アフリカには、行きたいけど。命ある限りのうちに、叶うよう頑張りたい。

 

心から愛している家族や、恋人と何事もなく。過ごせるのは当たり前なんかじゃない。

いつ、それが突然、終わる事もあるのだと思って、今。

 

目の前にある幸せを噛み締めて、生きよう。

人間である以上、いつか死ぬ時は必ずやってくる。

当たり前にある事は、ずっと永遠に続く訳ではないのですから、ね。

 

だからこそ。今、この瞬間、この時間、大切に。